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Nap ー現代を心地よく泳ぐための装い

更新日:5月30日


私たちの日常に、ふわりと寄り添う「うたた寝」のような心地よさを。



introduction:不器用ささえも美意識に変える、モダンクラフト


この春から少しお休み期間をいただき、今月末からいよいよ再開する toit。

再開後初めての特集として、今回みなさまに初のご紹介となるウェアブランド「Nap(ナップ)」です。


Nap, an apparel brand that started in 2025.
Nap, an apparel brand that started in 2025.

Napの服に袖を通したとき、多くの人が感じるのは「あ、これ、なんだか私らしい」という直感的な親近感ではないでしょうか。特別な日に選びたくなる一着、というのももちろんですが、日常の時間がより一層特別になるような。

待ちに待った休日のウィンドウショッピング、楽しみにしてた友人とのカフェで選びたくなるようなそんなウェアアイテムが揃うnap。

あえて語りすぎず、ストーリーを前面に出さないその佇まいは、まるでどこか遠い街の小さなアトリエで見つけた掘り出し物のようです。


Napというブランドが掲げる「モダンクラフト」というワード。ノスタルジックな温かみと、現代的なシルエットの絶妙なバランス。モードになりすぎず、かといって野暮ったくもならない。そのギリギリのラインを、Napは独自のクリエイションで鮮やかに描き出しています。


A somewhat nostalgic novelty sticker distributed at the exhibition
A somewhat nostalgic novelty sticker distributed at the exhibition


the seed of creation:

世代の違う二人が混ざり合う、曖昧なムード


一人のデザイナーの主観だけで突き進むのではなく、チームで客観的な視点を持ち寄り、「今、どんな気分?」「こんなムードがいいよね」とお互いの感性を手探りで出し合う。それがNapの服作りです。

丁寧に「温度」を調整しながら服を作るその姿勢が、Napのウェアに共通する「洗練されているのに、どこか不器用で愛おしい」という唯一無二の空気感を生んでいます。

がちがちに固められたコンセプトではなく、ヒアリングを重ねながら、お互いの美しいと思う最大公約数をすくい上げていく。

だからこそNapの服にはどこか、一人の人間によるイメージだけではできない、心地よい客観性と身に纏う本人の自由が宿っているのです。


A piece at the nap exhibition
A piece at the nap exhibition


yanscape & 2foldhue

26 SS 『yanscape』と、26 AW 『2foldhue』が描くもの


今シーズン、そして次のシーズンへと繋がるテーマの言葉遊びも、このブランドの抽象的な魅力をそのまま表しています。

26 SSのテーマは『yanscape』。

「yawn(あくび)」と「landscape(景色)」を掛け合わせた造語です。うたた寝をするようなリラックス感の中に、どこか不器用な遊び心や、オブジェやテーブルウェアから着想を得たクラフト感を混ぜ込む。サイドギャザーのブラウスや、ハッと目を引く短いレース。質感はあるけれど、肩の力がふっと抜けるラインナップが並びました。


nap 2026ss"yawnscape"
nap 2026ss"yawnscape"


そして、これから本格的に届き始める 26 AW のテーマが、『2foldhue(ツー・フォールド・ヒュー)』。

「二重の、2つの側面(2fold)」と、「色相、ニュアンス(hue)」。


例えばそれは「隣に、男性の気配がちゃんといるような女性像」

男性が着ていたジャケットを少しオーバーサイズで羽織るようなメンズっぽさと、女性らしい繊細なニュアンスの重なり。

相反する2つの要素が混ざり合う、言葉にできない曖昧な美しさを、洋服という形に落とし込んでいます。


nap 2026aw "2fold hue"
nap 2026aw "2fold hue"

drawing the line :「やらないこと」を決める、ギリギリのライン


温かみはあるけれど、野暮ったくはならない。

モードカジュアルだけれども、あからさまな硬さや、尖りすぎた主張はしない。「派手じゃないのに、なぜかとても洒落て見える。」

何をするかではなく、「下品にならない」「こういうモードさにはしない」という『やらないこと』を徹底的に決めているからこそ、このブランドは美しく、静かな輪郭を保っていられるのです。



room for creativity : 余白を楽しむ、参加型の服


Napの服は、一着で完結していません。

着る人がどのようなレイヤードを楽しむか、どんな小物を合わせるか。その日の感性や体温が混ざり合うことで、初めてその人らしい完成形に辿り着く。そんな「参加型のクリエイティビティ」としての余白を大切にしています。


「完璧に整いすぎない不器用ささえも、ひとつの美意識として受けとめる」

このブランドの哲学は、私たちが自分らしくあるためのエールのように響きます。派手な主張はしないけれど、身につけると自然に馴染み、少しだけ自分を好きになれる。そんな魔法のような服です。


身幅をあえて詰めすぎず、スタイルが悪く見えない引き算のシルエットは、着る人の個性を決して邪魔しません。実際、20代から50代まで、驚くほど幅広い世代の女性たちが、それぞれのスタイルでNapの服をクローゼットに迎え入れています。


Nap2026aw One piece at the exhibition
Nap2026aw One piece at the exhibition


for you : 出会えたあなたへ、そっと手渡したい


Napはあえて「慣れすぎていない、少し不器用で丁寧な空気感」を大切にしています。

効率主義をあえて手放し、出会えた瞬間の「あ、ラッキーだな」という奇跡のようなときめきを守り続けること。


誰の日常にも優しく溶け込むワンマイルライン。

そして、自分のセンスを少しだけ試したくなるような、先端のクリエイションライン。


大量生産の時代に、あえて「こじんまりとした温度」を戦略的に、そして何より丁寧に守り抜くNapの意思を、私はとても愛おしく思います。

toitの空間をNapの空気で満たして、皆様をお待ちしています。

ぜひ完璧に整いすぎない、不器用な美しさに触れてみてください。




【 Event Information 】

Nap - SS POPUP & AW PRE-ORDER EXHIBITION


この度、toit の再開とともに、Nap の展示会を開催いたします。

会期中は、今季の新作を手に取っていただける「SS POPUP」と、いち早く秋冬の気配を感じていただける「AW Pre-order Exhibition(予約受注会)」を同時開催いたします。


  会期: 2026年5月30日(土) — 6月7日(日)

  オンライン掲載: 2026年5月31日(日) 10:00頃より順次公開予定



誰かに会うために選ぶ服であり、同時に一人の時間を楽しむ自由な服。


Nap が届ける「自由で静かな感覚」を、ぜひ新しい toit の空間で手に取って感じてみてください。


皆さまと装う喜びを分かち合えることを、心より楽しみにしております。


toit




 
 
 

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